平成12年11月25日(土)、AIU保険会社浜松支店支店長さんと営業担当さんと名古屋からエンジニアの方と4名で、この時期に多く釣れる海の暴れ者、アブラソコムツ(サットウ)・バラムツ釣りに行ってきました。
アブラソコムツ(サットウ)・バラムツは10kgクラスは数多く上がり大きいものでは30kgを越すものもあるそうで、他ではなかなか味わえない釣りです。
基本的に食べられない魚なのでルアーでのゲームフィッシングになります。私自身この釣りは初めて(沖釣りは2回目)でしたが釣りのエキスパート(ほとんど漁師?)である同行の支店長さんに道具を全てお借りし夜6時過ぎに船に乗り込みました。船は沼津港の勘七丸。

出船後約15分くらいでポイントである大瀬沖に到着し早速スタートです。
この魚は深海魚で通常昼間は水深300m位のところにいて夜になると100m位のところまで上がってきて子魚を捕食しに来るそうです。よってルアー(メタルジグ)を100m位まで降ろしジギングスタートです。ルアーのジギングと言ったらシャクるのが当然と思い込み、一生懸命シャクっていたら船のアシスタントの方に「動かすな!」と言われてしまいました。(^^;

周りの3人に次々に外道がヒットし始めるのですが私には一向にピクリとも来ません。
半分ふてくされ気味になってきたところで先程のアシスタントの方が心配して横で覗き込んできました。そこへやっと生体反応が来たのです!最初のあたりをやり過ごし2回目のあたりで合わせたらジャストヒット!しかし何か軽い・・・なんだこんなものかと思っていたらリールを巻くより先に魚体が水面近くに・・・
白っぽいでかい奴が現れました。船長からマイクで「ホオジロザメじゃないか?」って言われたのに半分がっかりしかけた所、掛かっている魚はまた下へもぐり始めます。
「サメって走ったけ?」と頭で考えているうちにラインがどんどん出て行くのです。

 
*写真は船上で集魚灯を付けていた為、カメラのストロボがしっかり働かなくて暗くなってしまったようです*

「本命だったらとんでもないでかい奴だ」なんてことを考えながら一進一退を続けます。そのうちに腕はしびれ、腰が立たなくなってきて竿を持っていられなくなってきました。
その頃船長他同行者に見守って頂いている中、魚体が見えないので皆の憶測が飛び交います。「サメか?サットウか?まさかメカジキじゃないよな」なんて会話もしてました。情けないとは思いながら同行者の3人に交代を頼み(本来スポーツフィッシングである以上邪道ですが)4人で交代しながら20分程過ぎた所で魚が上がってきました。

「メカジキだ!」船長と支店長の声。
「うそ?だってカジキって昼間のトローリングで釣れるんじゃないの?しかも水深100mだよ。カジキって表層にいるんじゃ・・・」と思っているうちにランディング成功で船上は大騒ぎです。

 


*写真差し替えました 勘七丸さんありがとうございました *

計ってみたら全長182cm、約22kgのものでした。
船長も「6年この船乗ってるけど2本目で前回も3年くらい前だ」って言っておられました。
私自身大物釣り初めてだったのに加え、まさかのパワーに一気に力が抜けてしまいました。その後もアブラソコムツ(サットウ)・バラムツはどんどん上がり(この日はほとんどがバラムツでしたが)4人で20本以上上げたでしょうか。慣れている支店長以外はみんなヘロヘロになってしまい早めの沖あがりをさせて頂きました。
船からあがったら時間が早かったせいか人はほとんどいませんでしたが、船長の娘さん(?)がカメラを持って待っていてくれて記念撮影です。
持って帰るのにも一苦労で、今日はそもそも持って帰るものが無いと思っていたのでクーラーボックスすら持っていかなかったのです。(もしクーラーボックスがあったとしても入りませんが)試行錯誤の上、支店長の車に積んであった車のカバーで包んで積み込んだのです(笑)。
今日は私のセダンでなく支店長のワゴン車で港まで行ってたので本当に助かりました。

積み込んだら速攻で東名高速道路に乗って浜松までトンボ帰りし、解体を頼んだ浜松市田町にある「じねん」さんに直行です。皆ビックリでしたが手際よく解体していただき切り身になりました。推定150人前の量だと言ってましたが、半身お店に御礼をし同行の2人(1人の方は別ルートでしたので)にもお持ち帰り頂き、翌日刺身にして食べましたがこの上ない絶品だったのは言うまでもありません。(とは言っても全て私1人で食べた訳ではないですよ。私の実家やご近所にも配りました)

「じねん」の皆さん、閉店後にも関わらずありがとうございました。この時以来、私もチョコチョコお邪魔して食事させて頂いてますが本当にネタはいつも新鮮でいいお酒と一緒になるとこの上ない絶品料理を食べさせて頂けます。いつも満席なので予約をおすすめします。
(TEL 053-456-7025 火休み)

カジキなんてもう2度と釣れないだろうと思うと、今だに一人で思い出し笑いをしてしまいます。
ただ、腕と腰の筋肉痛は2日たっても癒えませんでしたが、今度はカジキと言わなくても船用の道具を用意してまた行きたくなってきている今日この頃です。


釣り情報誌”Hello Fishing”VOL97 (2001年3月8日号)に船長さんと一緒の写真が掲載されました。同時に記念品までいただきありがとうございました。


番外編

魚釣りに行ってきました     *2000年11月25日(土)駿河湾内沼津港出船大瀬沖